大工が手刻みする木組み土壁で造る本物の無垢の家は、エコ、サスティナブルなだけでなく、地震に粘り強く、永く未来の世代に受け継がれます。
伝統構法、土壁工法
現在の木造住宅は、ツーバイフォー工法も在来軸組構法も金物や接着剤により強度を確保しているため、初期強度は非常に強いのですが、経年劣化に弱いという特性があります。また、地震等の強い力は金物等に集中するため、倒壊するときには一気に瓦解する傾向があります。
一方、伝統構法では木組みで接合するため経年劣化にも強く、土壁は倒壊時にも粘り強く持ちこたえ、生存空間を確保します。また、引き起こして修理をすれば、改修時の材料費が大幅に節約できます。
使用建材
現在の住宅は、ほとんどが工場製品のかたまりとなっており、建材によっては販売価格よりも処分費用が上回るなど、やっかいなゴミで出来ていると言っても過言ではありません。20年もすると合板やプラスチックの経年劣化による影響も目立ってきます。
わたしたちは、集成材、合板、金物は最低限にとどめ、無垢の木材、竹、縄、土で家を作ります。もちろん、これらは解体時に簡単に土に還りますし、木材や土は再利用も容易です。
木組み
現在の木造住宅は、コストとクレームの削減のため、引渡後の湿度変化で生じる木材のねじれや反りを最小限とするよう、ほとんどが工場でプレカットされた人工乾燥材を用いています。人工乾燥材は、水分だけでなく防虫防カビ効果もある木材の油分までもなくすため、パサパサで艶も香りもなくなり、しかもほとんどが内装材で覆われて見えなくなってしまっています。また、プレカット加工は、現場で簡単に組み立てられるよう接合部が緩くなっておりますし、木材どうしの接合面積も小さく、接合部の強度も金物頼りとなっております。
わたしたちは、木配りができる大工により1本1本の向きを見極めながら、接合部の加工も手刻みで行います(下処理等で電動工具も用いますが、大事なところはノミやカンナといった手仕事となります)。また、お引き渡し後の湿度変化を受けても接合部の強度を確保できるよう加工をしますので、接合もきつく経験を要する作業となります。
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令和3年7月21日
静岡県三島市 わ設計
主な施工エリアは静岡県東部を中心としたエリアです。静岡県中部、静岡県西部、山梨県南部、神奈川県西部も施工可能です。お呼びいただければ、日本全国出張もいたします。
→三島市、沼津市、裾野市、駿東郡(長泉町、清水町、小山町)、函南町、御殿場市、小山町、熱海市、伊豆の国市、伊豆市、伊東市、西伊豆町、南伊豆町、東伊豆町、松崎町、河津町、下田市、富士市、富士宮市、静岡市、神奈川県西部:箱根町、小田原市、湯河原町、真鶴町、南足柄市、山北町、松田町、秦野市、富士吉田市、忍野村、富士河口湖町、南部町、身延町、etc